
目 次
① はじめに
筋トレブームが続く今、自宅に眠っていたダンベルをフリマアプリやオークションサイトで出品する人が増えています。なかでも可変式やプレート式の30kg超のダンベルは高値で取引される傾向にあります。
しかし、実際に売れてから「どうやって発送すればいいの?」と悩む方も多いのが現実。コンビニでは断られる、ヤマトや郵便局では制限がある、などの壁にぶつかります。
今回は、私自身の出品・発送経験をもとに「30kg以上のダンベルを安全・確実に発送する方法」を完全ガイドとしてお届けします。

発送方法がわからない、、
☑︎自宅に不要になったダンベルをお持ちの方
☑︎ダンベルの発送方法を知りたい方
☑︎断捨離したい方
② ダンベルは発送できるのか?
まず結論から言うと、30kg以上のダンベルも【発送できます】。ただし「通常の宅配便」は制限に引っかかります。
● 宅配便の制限(ヤマト・日本郵便)
配送サービス | 最大重量 | 最大サイズ | 結論 |
---|---|---|---|
ヤマト宅急便 | 25kg | 160cm以内 | ✕(送れない) |
ゆうパック | 25kg | 170cm以内 | ✕(送れない) |
つまり、30kg以上のダンベルは「大型貨物扱い」となり、専用の配送サービスを使う必要があります。
③ 集荷できる?大型荷物の現実
30kgの荷物を自分で運ぶのは至難の業。ですが、安心してください。大型荷物は【自宅まで集荷に来てくれる】方法があります。
■使えるサービス
● ヤマトホームコンビニエンス(家財宅急便)
- 重量制限なし(ダンベルOK)
- 梱包・集荷・配送すべて込み
- 配送ランク「Sサイズ」で対応(〜50kg程度)
● 佐川急便 飛脚ラージサイズ宅配便
- 自分で梱包する必要あり
- 最大50kg・3辺合計260cm以内
- 営業所持込や集荷可(要事前連絡)
● 西濃運輸 カンガルー便(上級者向け)
- 一般個人にはややハードル高め(営業所持込前提)
どれも事前予約・料金確認が必要ですが、30kg以上の荷物でもしっかりと対応可能です。
④ メルカリで30kg以上のダンベルは送れる?
■メルカリ便では送れません
メルカリの便利な「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」は以下の制限があります。
配送サービス | 最大重量 | 最大サイズ | 匿名配送 | 対応可否 |
---|---|---|---|---|
らくらくメルカリ便 | 25kg | 160cm以内 | ◯ | ✕ |
ゆうゆうメルカリ便 | 25kg | 170cm以内 | ◯ | ✕ |
つまり、30kgを超えるダンベルは匿名配送では送れません。
■じゃあどうする?
【通常配送(自分で手配)】を選びましょう。
出品画面で「未定」「送料購入者負担」などを選び、後からヤマトホームコンビニエンスなどを使って発送する形です。
おすすめは以下の通り:
発送方法 | 対応重量 | 匿名 | 特徴 |
---|---|---|---|
家財宅急便(ヤマト) | ◯(〜100kg) | ✕ | 集荷&梱包OK。安全&高コスト |
飛脚ラージ便(佐川) | ◯(〜50kg) | ✕ | 梱包・持込必要。安いが手間あり |
■出品文に書くべき注意文
以下のように記載すると購入後のトラブルが減ります。
⚠️ 本商品は重量30kg以上のため、メルカリ便(匿名配送)では送れません。
【ヤマト家財宅急便】などを利用し、送料は購入者様負担にて発送予定です。
購入前にご相談いただけると安心です。
■メルカリで送るときのポイントまとめ
- 匿名配送不可
- 出品時に「未定」「送料購入者負担」を選ぶ
- 出品文に配送手段・費用目安を記載
- 着払いか事前連絡を明記しておくとトラブル回避
⑤ 最適な発送方法はコレ!
● 圧倒的おすすめ:ヤマトの家財宅急便
【こんな人におすすめ】
- 梱包が面倒
- 運ぶ手段がない
- 安全・確実に届けたい
メリット
- 梱包不要(作業員が実施)
- 自宅集荷・日時指定可能
- 保険対応も可能
デメリット
- 送料が高め(5,000〜8,000円程度)
- 地方間だと1万円近くなることも
● コスパ重視派:佐川急便の大型便
【こんな人におすすめ】
- 自分で梱包できる
- 営業所に持ち込める
- できるだけ送料を抑えたい
注意点
- 荷物が破損しやすいので、緩衝材は必須
- 配送事故が起きた場合の対応は自己責任
⑥ まとめ
30kgを超えるダンベルは、一見すると発送が難しそうに思えます。
しかし、正しい配送方法を知っていれば問題ありません。
- 通常の宅配便では送れない(25kg制限)
- 「家財宅急便」「佐川大型便」などを活用する
- メルカリでは「匿名配送不可」を理解する
- 出品時は配送条件を明記するのが鉄則
手間はかかりますが、高額で売れるダンベルは利益も大きいです。
一度経験してしまえば、リピート出品も怖くありません。
あなたの自宅にも眠っている“鉄の資産”、眠らせておくのはもったいないですよ!
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